香川ニュービジネス協議会は様々なネットワークを活かし、創造的ニュービジネスを生み出します。

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コンセプト

ベンチャーや第二創業への志と実践力を平たく高く。香川に創造的ニュービジネスを生み出す土壌づくりを。

設立の意義と目的

現在、わが国および香川を取り巻く経済環境は、少子高齢化による潜在成長力の鈍化や経済のグローバル化、情報ネットワークの急進などにより、かつてないほど大きな変革の時を迎えています。加えて、この度の東日本大震災は日本人の価値観を根底から揺るがすとともに、新たな安心基盤の再整備に向けた社会構造や持続可能な産業構造への転換が強く問い直されています。

こうした変革期を乗り越え、経済活力を維持向上させていくためには、リスクを恐れず新しい領域に挑戦するベンチャー企業の台頭や、第二創業とも言える既存産業のニュービジネス分野への進出が不可欠です。同時に、企業や個人においても、従来型の発想や感覚からの脱却と転換、そして新たな志と経営資質が求められています。
その先人を切り開く多くの起業家を創出・育成し相互に発展させていくためには、日本ではこれまであまり目が向けられてこなかった、これらベンチャー企業や第二創業企業を対象として各種有用情報の提供や異業種交流などが行われる場が不可欠ではないでしょうか。

香川ニュービジネス協議会は、産・学・官・民のネットワークを構築し、気概と情熱をもったベンチャー企業や第二創業を目指す企業が、業種、業態を超えて集結し、さまざまな連携及び交流を通して会員相互のビジネスチャンス拡大とニュービジネスの振興を図り、地域経済・社会の発展に先進的な役割を果たすことを目的として設立するものです。

ここ香川にあって、全国・国際レベルのニュービジネス情報を掴み取れる情報ネットワークを提供することで、独創的なビジネスアイデアや技術を触発し、地域の潜在力を掘り起こします。そして、会員同士はもとより、会員総数約3,500社を擁する「全国ニュービジネス協議会連合会」の組織力、人的ネットワークが活かせる環境は、新しい市場を切り開いていく実践力、実現力を一気に高めます。

香川ニュービジネス協議会は変革期をチャンスと捉えて行動するアントレプレナー(起業家)にとって、明るい将来への活路が見いだせる地平を持った郷土香川の土壌になります。

行動指針

国内外の最新情報提供による、起業家精神発揚とナレッジ醸成
新規性、独創性、市場性、将来性が求められるニュービジネス創出において、鍵を握っているのは最新情報です。当協議会は、香川に居ながら、時差のない国内外の最新情報を享受できる環境を提供。起業家精神をかき立てながら、必要な知見の断続的醸成を支援し、ニュービジネス創出に寄与します。
目に見える成果にこだわった、ニュービジネス創造を支援
当協議会では、単に会員間の交流や親睦、経営の知識習得に終始せず、ビジネスチャンス拡大やニュービジネス創造への進展に重点を置いたサポートプログラムのもと、企業の実利や実績につながる、成果の見える支援活動をより実践的に、より即効的に実施していきます。
香川の地域性とコラボ展開力を活かしたビジネスモデル構築
日本一コンパクトで多種多様な産業構造を持つ香川は、ニュービジネスのひな形を生みだすのに格好の地域性を内包しています。そうした地域特性を当協議会会員相互のコラボレーション事業で具現化していくことで、全国さらには世界に発信、水平展開していけるビジネスモデル構築を指向します。

事業構想

事業内容(構想)

ニュービジネス研究と情報共有
ニュービジネスに関連する課題をテーマとしたシンポジウム開催、先進モデルの視察会開催、海外視察団の派遣等を含めた国内外の情報収集など、ニュービジネス研究と最新情報の共有にむけ、積極的かつ幅広い活動を展開。
会員相互の事業交流(ビジネスマッチング)
会員相互の交流によるビジネスチャンス拡大に向け、ビジネスパートナー発掘、技術提携、業務提携などのビジネスマッチングを推進。業種・業態を超える斬新な着想のコラボレーション事業のもと、ニュービジネスを創出。
行政とのパイプづくり、政策提言
ニュービジネス政策確立のための提言の実施、行政のニュービジネス支援施策の実施参加など、会員の活動支援のため、行政とのパイプを強化。経済産業省や関係自治体、諸団体との連携を取りつつニュービジネスの育成・振興に取り組みます。
全国協議会との連携と交流事業
経済的、社会環境整備のための政策提言など、全国的取り組みにより、いっそう影響力を持てるよう、他ニュービジネス協議会との連携・交流を推進。協議会活動の共催、委員会活動参加などをはじめ、ニュービジネスをめぐる諸課題の調査・研究を実施。